真夏にスーツで得をする人は誰なのか
「今年もクールビズ期間が始まりました」
しかし、うちの会社のクールビズはネクタイをはずすのみでスーツ&ジャケット着用がマストです。(つまり元々ネクタイをしてない女性にはクールビズは訪れない)
こんなのは、時代錯誤もいいところで、営業で外回りをしていてジャケット着てる人なんていない。ましてや女性営業マンで上下しっかりのリクルートみたいなスーツ着てる人なんて皆無で、しょっちゅう就活生と間違えられながら外回りをしています。
この格好でセールスするのはもちろん暑くてつらいけど、それ以上に『うちの会社は未だにスーツ着用!とか言ってる時代錯誤な会社です』って宣伝して歩いているようにしか思えないのが恥ずかしい…。すいません、本当にスーツ着ないとダメでしょうか。
オジサン達は当たり前の顔して「やっぱり営業マンはスーツだろ!」と言うけれど、私が客だったら真夏に上下びっちりスーツで決めた、暑苦しい営業マンとなんて話したくない。
暑いから嫌だとかではなく(もちろん暑いけど)、私は恥ずかしいからスーツで外歩きたくない。
お客さんから、何度も「厚いのにスーツで大変ですね」と言われ、その言葉から「我慢してスーツを着て偉いですね」というのは感じられず、ただただ憐みの気持ちだけが伝わってくる。お客から憐れまれるかわいそうな営業、それが私です。めっちゃ辛い。
もちろんアフター5もオジサン達は、バッチリスーツで野球観戦していました。