オジサンから急に深夜に電話がかかってきます
私の携帯には時々オジサンから電話がかかってきます。
電話は決まって夜、22時~24時くらい。 そして電話口のオジサンは必ず酔っぱらっている。 ほろ酔いオジサンからの謎の深夜コール。
要件はなし、まったくと言っていいほど具体的な要件があったことはない。
だから私はいつも電話を切ったあとに「これは一体、 何の電話だったんだろうか」と思う。
ほろ酔いオジサン達が電話をかけてくるのは、飲み屋の1軒目から2軒目に移動す る道すがらであったり、 2軒目で飲み会の場が程よく落ち着いてきた時に、 その飲みの席の最中から…等など。
開口一番、今何をしているか?今からお前も来るか? 明日は何をしているんだ? なんで電話したのに折り返してこないんだ? と急な質問攻めをくらう。
え~、 なになにお風呂あがってさっぱり寝ようと思ってるところだったん ですけど~。と思いながら、30分ほど雑談をして切る。
電話を終わって時計を見ると0時が過ぎていたりする。ああ、何やってんだもう、 というも思う。
月に一回ほどのペースでくらうので、この謎の深夜コールはどういった思いによるものなのか私なりに考えてみると、もしかしてオジサン達は口寂しいのかなあ…と思った。
私自身、 飲み会の後なんかはなんとなくお喋りしたくなって帰り道はだいた いほろ酔いながらやわってぃ(夫) に電話をしてベラベラくだらないことを話しながら帰る。
きっとオジサンたちもそんな感じの気持ちで、 でも奥さんに電話したら怒られるのかなんなのか分からないけど何 かしらの理由で家族には電話はしたくなくて、 仕方ないコイツにかけてみるか!と思ってかけてしまうのが、 私なのかもしれない。
そう思うと、 折り返し電話をして通話代を負担するのは私の役目としてはなんて バカらしい出費だろうか!と思うので、 やはり折り返しはしないことにしよう( 私はかけ放題プランだけど、それはオジサンの為じゃないもん)
そんな、ほろ酔いオジサンコールが昨晩もあったなァ、もうやめてほしい…などとぐだぐだと考えながら朝家を出たら、うっかりすっぴんで出発してしまっていることに気づいてUターンする羽目になりましたので、他人のことは気にせずに生きていこうと思います。