夫婦、身長差25せんち。

今日も明日も横浜で頑張っています

学生時代はバイトリーダーでした

私は学生時代、一生懸命アルバイトに勤しんでいました。なぜあんなに頑張っていたのかは、今となってはわからないけれど本当に全力で取り組んでいて「どうやったらお店が良くなるか」などを真面目に考えるバイトリーダーでした。私が働いていたのはファミレスです。

 

昨日は、当時アルバイトで一緒だった子(後輩)と出掛けてきました。



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赤レンガやマリン&ウォークを歩いて、そのあと元町中華街の私の気に入っているパン屋さん2軒をはしごしました。平日だったのでいつもはひとでいっぱいのお店も、すんなり入れてとてもよかったです。

 

ご飯を食べたりお茶をしたりしながら「なぜ当時あんなにアルバイトを頑張っていたのか」ということについて話したけれど、結局なぜあんなに頑張っていたのかはわかりませんでした。でも当時はそれがすべてのような気がしていたんですよね。

 

私たちが働いていたのは単なるファミレスなので、私たちが頑張って働いたからたくさんお客さんが来るというわけでもなくて、近隣で開催するイベントに伴って大きく集客があるような店舗でした。

 

例えば近くに花見スポットがあるので、お花見の時期はとても混んだし、その他に新興宗教の総本山も近くにあったので、宗教関係のイベントがある日もお客さんがいっぱいだったし、学校も近かったので保護者会がある日も混雑していました。

 

店長はそれら近隣の情報を常連さんから聞いていて、シフトカレンダーには事前に『花見の日』や『神様の日』『○○小学校保護者会』なんていう風に書いてあって、その日はもちろんアルバイトを休むことは暗黙の了解で不可とされていて、一生懸命働いていました。

 

アルバイトなのになんとなく『副業不可』の風潮もあって、バイトの掛け持ちをする場合は、今のシフトに影響がないように工夫した上で店長に相談して許可をもらっていました。私の場合は、ファミレスの営業時間外である早朝の時間のみ働く、ということを条件にチェーンのコーヒーショップのアルバイトを掛け持ちしていました。

 

アルバイトなのだから、本来は気軽に休んで良いはずだし、バイトを掛け持とうと個人の勝手なはずなのですが、当時の彼氏にデートに誘われても「その日はバイトが休めないから」などと言って断る勤勉ぶりをみせていました。このあたりで、ブラック企業への免疫はすでに養われていたのかもしれない。

 

色々思い出話を交えながら、なぜ当時あんなに頑張っていたのかということをひたすらに話して、結局具体的にはわからないままけれど、きっと店長が私たちを転がすのが上手だったんだろうなあということで話はオシマイになりました。

 

せっかく自由な学生だったのだから、もっと色々なアルバイトをしてみたらよかったのにと今となっては思うこともあるけれど、あまり後悔してしまうと、当時の「バイトリーダーな自分」に誇りをもっていた私が可哀想なので、これはこれでよかったのだ、ということにしました。

 

これだけ頑張ったのだから!とその後の就活では一生懸命アルバイトにいそしんだ話を、さも得意気に話しましたが、全然だめだということに就活シーズンの途中で気付き「学生時代に頑張ったこと」の話を丸々変更を余儀なくされるという事態に陥りました。だいたいの面接でアルバイトの話をすると面接官に「…で?」みたいな顔されて超怖かったです。思い過ごしかと思ったけれど、アルバイトの話からサークルで頑張った話に自己PRを切り替えてみたら「…で?」の顔をされることはなくなったので、思い過ごしではなかったと思います。

 

その後私は、ブラックな体質の企業に内定が頂けたので、話を切り替えたのが良かったのかはもう判断できないのですが、もし就活生の人に出会うことがあったら、アルバイトで頑張った話で自己PRするのは、なにか社会人経験に役立つような特殊なものでない限りはオススメしないよ、ということを伝えたいです。

 

おやすみなさい。