夫婦、身長差25せんち。

今日も明日も横浜で頑張っています

総合職は男の仕事と思っているオジサンへ

 

子育てを頑張っている友人が眩しい。

 
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今日は大学時代の友人とその娘(8ヶ月)と銀座でランチをしました。すこし前に会ったときには、まだ「赤ちゃん」という感じで、ふにゃふにゃとベビーカーに収まっていたため、私たちは学生の頃のようにのんびりアフタヌーンティーを楽しんだりしたのだけれど、約2ヵ月ぶりに会ってみると、赤ちゃん➡子供に近づいていて驚きました。

私が何となく過ごした2ヶ月の間で、子供は目に見えて大きくなり、離乳食を食べるようになったと言うし、歯が3本も生えていたし、バイバイと言うと手を振るという小技も身につけていました。

 

私たちの優雅なランチタイムは「ずりばい」と「つかまり立ち」を始めた子供の登場で失われてしまったけれど、その子供を器用に片手で制止しつつ、もう片方の手で慣れたように食事をとるようになった友達を見て、なんだか眩しいなァと思いました。

 

女性の働き方がどうだと騒いでジェンダー論を読み漁ったり、子供が居るわけでもないのに育休・産休の取り方を調べたり、将来設計をファイナンシャルプランナーに相談したりして、ひたすら机上の空論に徹している私とは違い、目の前の小さな子供に一生懸命向き合いながら育てる彼女の姿は真っ直ぐで、とても素敵だったなぁ…ということを考えながら帰路についていたら、推定50代後半のおじさんサラリーマンが、部下と見られる男性に対して「総合職なんていうのは結局、男の仕事なんだから、女性は事務をやっている方が幸せに決まっているんだよ、俺の知り合いもみんなそう言っている」と語っているのに遭遇しました。

 

どうやら部下と見られる人の奥さんが、育休から復帰するに伴い、復帰後の業務がどのようなものになるか不安がっている…というようなことを話している部下への、オジサンなりのアドバイスのようだったけれど「総合職は男の仕事」だなんて、同じことを会社で発言したらこのご時世、問題になるのでは…?と私は心配になりましたが、オジサンの語りには一点の曇りもなさそうでした。

 

電車のなかにも関わらず、オジサンはあまりにも大きな声で「総合職は男の仕事である論」を引き続き唱えているので、思わずチラっと顔を見たら、バッチリ目があってしまいとても気まずかったけれど、あのオジサンに持論と社会のズレがあるということを少しでも感じて貰えるときが来るといいなァと思いました。