夫婦、身長差25せんち。

今日も明日も横浜で頑張っています

この世の定価のほとんどは、嘘

 

先日、とある偉い方とご接待でお食事をさせていただく機会がありました。多分、3時間くらいかけてゆーっくりお食事をしたのですが、一晩たったら話した内容をほとんど忘れてしまいました。

 

何を話したかわからないほど楽しかった!というわけでも、記憶に残らないほどつまらなかったというわけでもないので、理由はわからないけれど、すっかりさっぱり忘れてしまった。

 

少しだけ覚えている話のなかに「この世の定価のほとんどは、嘘」というものがあって、その偉い方は以前、定価20億円のものを2億円で購入したことがあり、それ以来定価なんて言い値だから信じていないらしい。いや、そもそも定価20億円ってすごいな!そして結果2億になったって、一体何買ったのよ!と驚いたので、なんとか覚えていたみたいだけれど、その他はみんな忘れてしまった。

 

接待のホスト側である私が覚えていないのだから、相手の方ももちろん覚えていないのだろうなあ…と思うと、接待ってやる意味あるのだろうかと、とても疑問。接待だからと奮発したけれど、料理もなんだか微妙だった、食後に得意気に「フロマージュ、どれにいたしますか」とか言ってワゴンでチーズを持ってきてくれたけれど、チーズの種類の説明が噛みすぎている上に声が小さくて、半ば身を乗り出して一生懸命聞いたけれど全然何を言っているのか分からなかったし。

何度も聞き直すのもおかしいかなと思って、適当に端から3つを頼んでみたけれど、意図せずかなり癖強めのチーズというサプライズ。

そもそも、私達はワインはもちろんアルコールを飲んでいない状態でのチーズ提供だったので、私はオレンジジュースと癖強めチーズ、偉い人もペリエとチーズという組み合わせ、いまいちに決まっていて残してしまったし…。

 

せっかく良いコースを頼んで、結構準備万端で臨んだ接待だったけれど、もうなにを話したかも忘れ、食事の記憶も最後の癖の強いチーズで上書き保存されてしまい残念な結果になったので、週末は気分を変えてやわってぃ(夫)と船でランチクルーズを楽しもうかと思います、ちょうど半額券も貰ったし!と今はわくわく。


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 ※銀座のスターバックスリザーブ、行ってみたかったから行けて嬉しい!ラテも豆の種類が選べ、選ぶ豆で値段が違うのだけれどペルーだとかグアテマラだとか結局味ではわからないくせに、この手の値段チョイスの場合はいつも真ん中の値段のものを選んでしまう、安直な自分が悔しい。

 

 

それにしても、定価のほとんどは嘘だと言われたばかりなのに、半額券をもらって喜んで予約してしまう私は結局、人の話をなんにも聞いていないのかな。