オジサン達の社会。実は大変めんどくさそうである。
友人からいただいた野菜。見たことない野菜もあってたのしい。昔は野菜が大嫌いだったくせに、大人になった今、最近の悩みは野菜の価格高騰。いつから野菜が食べられるようになったんだっけ、思い出せないや。
営業という仕事柄、頂き物をする機会が多かったのですが、そこで困るのが「もらったこれを、どうしよう」ということ。
事務所の皆さんでどうぞ!と配れちゃうくらいのお菓子などだったら困らないのですが、『6粒入りのゴディバチョコ詰め合わせ』みたいな、独り占めするのも気が引けるし、かといって皆に配るほどはない…そんな微妙なもの。
働き始めた最初の頃は、こういった頂き物の度に困って、いちいち相談したりしていたなあ(相談する相手をミスって、強奪されたりしたこともある)
こんな、日常業務にはほぼ関係ないんだけど…でもどう対応したら酔いの?みたいな場面が、働いている中で時々発生して感じたのは、『意外とオジサンの社会もめんどくさいんだ』ってこと。
一般的には、女社会=めんどくさい、みたいな公式が出来上がっているけれど、本当はオジサン達の世界だって、負けじとかなりめんどくさい。
変なプライドや慣習、ポリシーがあるし、出世争いをしてみたりして、仕事以外のところでみんな大忙し。
しまいには、誰が誰をランチに誘っただとか、ランチのときにどういう配席で座っただとかで、グチグチ言ってたりする。女子のそれとはまた違うけれど、やってることは意外と一緒。
そのくせ、私が女子高出身だと聞くと「女ばっかりだと大変だっただろうね」とか言ってくる。女同士で揉めるのは、往々にして同じテリトリーに男がいる場合だから、女子高のように100%女の場合は、媚びうることもないしマウンティングし合う必要もなくて、そんなに大変じゃないんだよね。(これは私の主観)
オジサン達は、会社の中で本気で○○派とか言ってたりする。(例/俺は山田部長派)
こんな表現って、白い巨塔みたいなドラマのなかだけの話だと思ってたけど、みんな真剣にやってる。巻き込まれないように気を付けながら、業務をこなすのは本当に大変だった。
基本的にオジサン達は暇。
暇なせいでとても毎日、わけのわからないことに一生懸命になって、結果的に彼らなりに忙しい。だから日本のサラリーマンは忙しいのかな。
やっぱり、残業はなくならないし、オジサン達に残業を無くしたいなんて気持ちは微塵もないのだから、なかなか働き方改革は難しい。
(私は毎日一秒でも早く帰りたい!)